「知らなかった」と後悔する人を減らします
治療の有無に関わらず、子どもを授かりたいと願った人の全てが妊娠や出産できるわけではありません。また子どもを持つことが人生に意味をもたらすものでもありません。このような中で、Fineが当事者支援を長年行なっていて感じるのは
「いつでも誰でも妊娠・出産できるものではないことを、もっと早く知っていたら・・・」
「誰も教えてくれなかった・・・」
と苦しんでいる人がたくさんいること。
だからこそ、将来的に子どもを持ちたいと思うかもしれない若い年代の方に向けて、正しい知識を身につけてほしい。正しい知識を持った上でそれぞれが納得して選択できる環境にしたい。そのために若い方々への啓発を進めます。
当事者の周りの人に正しい知識を提供します
子どもを授かりたいと願い具体的に行動してる人たちの辛い気持ち、悲しい気持ちをカウンセリングやおしゃべり会などで精神的ケアの活動を継続しています。
しかし!その時には気持ちが明るくなったり、自身の本当の気持ちに気がついて前向きになれるのに、当事者が属するコミュニティ(=地域、家族、組織など幅広い人との関わる場所)に戻った時に、周りの人の理解がない、周りの人の偏見のために、意図しない言葉に傷付き、深く悲しんでしまう・・・そんな状況が繰り返されています。
だから、子どもを授かりたいと願いっている人の周りにいる人に、もっともっと妊活や妊娠について、不妊や不育について正しい知識を知ってほしいと思っています。